【硬式野球部】
大会名:令和6年度 春季東京都高等学校野球大会 一次予選
2024年03月16日
投手 隅田(2年)、平子(2年)、
西川(2年)、川瀬(3年)
捕手 舞木(3年)
二塁打 大川(2年)、佐久本(3年)
春季大会の初戦は京華高校との対戦。本校は初回からミスが続き、3点をリードされる苦しい展開となる。4点差で迎えた終盤7回に、雨宮(2年)のタイムリーなどで待望の1点を奪うと、8回には5本の長短打がからみ一挙に4点、逆転に成功する。序盤の失点から苦しい試合展開となったが、公式戦の緊張感の中、初戦を突破した。
令和5年度秋季東京都高等学校野球大会 1次予選
2023年09月02日
大会名:令和5年度秋季東京都高等学校野球大会 1次予選
日 時:9月2日(土)、9日(土)
会 場:堀越球場
※7回コールド
投手 川瀬(2年) 隅田(1年) 西川(1年)
捕手 築野(2年)
二塁打 中山(2年) 越智(2年) 山(2年)
3年生の抜けた新チームでの初戦は明法高校、新チーム初戦ということもあり、緊張を強く感じる内容ではあったが、なんとかコールドで初戦を飾ることができた。
初回の表裏はお互いに緊張からミスが続いたが、両チーム無得点。両チームともに落ち着きを取り戻し、3回まではテンポ良く試合が進む。4回の表の本校の攻撃では、3番・越智(2年)が四球で出塁したことをきっかけに、4番・中山(2年)の二塁打で1点を先制。さらにチャンスを広げ、6番・築野(2年)の内野ゴロの間に2点目を追加する。徐々にエンジンのかかってきた本校は6回の攻撃で越智(2年)・山(2年)の2塁打と矢村(2年)のタイムリーヒットなどで4点を追加する。7回にはヒットで出塁した小林(2年)を山(2年)の犠牲フライで還し7点目。投げては先発の川瀬(2年)が5イニングを無失点で抑えると、隅田(1年)・西川(1年)が6回・7回を抑え、規定により7回コールドで初戦を突破した。
投手 平子(1年) 西川(1年) 川瀬(2年)
捕手 築野(2年)
二塁打 築野(2年)
本校の2回戦の相手は工学院大学附属高校。工学院大学附属高校は初戦をコールドで勝ち上がっており、勢いに乗っている。前日までの台風の影響で、グラウンドコンディションが悪い中で、早朝からグラウンド整備を重ね、なんとか試合をすることができた。
試合は初回からピンチを背負うが、先発投手の平子(1年)がこれを抑え、その裏の本校の攻撃で2番・佐久本(2年)、3番・越智(2年)が連続安打などで二死二、三塁のチャンスを作るなど、一進一退の攻防で初回を終える。
2回の相手校の攻撃では、満塁本塁打を含む2本の本塁打などで一挙8点を失ってしまい、想定外の大量点差になり、気持ちが楽になった相手校と、追い込まれた本校で対照的な状況となる。3回の裏の本校の攻撃で、ヒットで出塁した佐久本(2年)が山(2年)の内野ゴロの間に生還し、さらに小林(2年)のタイムリーヒットで合計2点を返したものの、4回以降、尻上がりに調子を上げてきた相手投手に抑え込まれ、反撃のきっかけを掴めず7回コールドで敗戦してしまった。
大量失点の直後には主将の築野(2年)が初球を二塁打するなど意地を感じる場面もあった。これで今シーズンの公式戦は終わってしまったが、今チームはまだまだ発展途上であり、冬季練習を通して大きく成長し、来年の春・夏の大会でこの悔しさを晴らすことに期待している。
第105回全国高等学校野球選手権大会 東東京
2023年07月17日
大会名:第105回全国高等学校野球選手権大会 東東京
日 時:7月17日(月)
会 場:神宮球場
※延長10回タイブレーク
投手 堀口(3年) 捕手 武田(3年)
二塁打 中村(3年)、立川(3年)、髙田(3年)
本校の初戦は4季連続で甲子園に出場している優勝候補の二松学舎大学附属高校。本校は春季大会ベスト16のためシード権を獲得し、第4シードとして夏の大会に臨んでいる。初戦から優勝候補との対戦となったが、6月17日の抽選会からこの日までの約1か月間、高い集中力を維持して試合に臨むことができた。
試合は3回に2点を先制されたものの、5回に立川(3年)のタイムリー二塁打などで2点を返し同点とすると、エースの堀口(3年)が粘り強い打球で9回を2失点で抑える。
大会規定により、10回から無死一、二塁で始まるタイブレークとなる。10回の表に猛攻を受け3点を失うが、その裏、先頭の草場(3年)のセフティバントからチャンスを広げ、小宮(3年)の外野フライを相手選手がまさかのエラー。さらに田中(3年)の犠牲フライと髙田(3年)のタイムリーヒットで同点とし、最後は多田(3年)の内野安打となるような三遊間への内野ゴロで処理を焦った相手遊撃手が悪送球。その間に代走で出場していた湯浅(3年)が生還し、サヨナラで勝利した。
投手 西川(1年)、中村(3年) 捕手 武田(3年)
三塁打 髙田(3年) 二塁打 武田(3年)、立川(3年)
本校の2回戦の相手は九段中等教育学校。試合に臨む精神的な部分で、前回の試合との差がないように慎重にゲームに入ったが、公式戦の難しさを感じる展開となった。 試合は初回から相手投手のコントロールが定まらず、前半3点は押し出しによる得点。試合中盤はランナーを出すことはできるものの、要所を締められ相手に勢いを与えてしまう苦しい展開。5回に1点を返され、僅差で終盤へ突入すると、神宮球場のスタンドは九段中等教育学校を応援するような雰囲気があり、流れが徐々に九段中等教育学校に傾いていることを誰もが感じていた。そんな中、9回表に先頭の1番・草場(3年)がバントヒットで出塁。2番・小宮(3年)が犠牲バントで送り、3番・田中(3年)のヒットで一死一、三塁とチャンスを広げ、4番・髙田(3年)の三塁打で2点を追加。理想的な得点で落ち着きを取り戻した本校は、9回裏の守備を3人で締め、5対1で勝利した。
投手 堀口(3年) 捕手 武田(3年)
5回戦の相手は城西大学附属城西高校。
試合は本校先発の堀口(3年)と相手投手による投手戦となり、序盤から緊迫する展開となった。
5回表の本校の攻撃は、二死から1番・草場(3年)がセカンドへの内野安打。際どいタイミングであったため、処理を焦ったセカンドの悪送球の間に2塁へ進塁し、続く2番・小宮(3年)の打席で三盗に成功。二死ながら三塁のチャンス。小宮が四球を選び、二死一、三塁のチャンスで3番・田中(3年)のタイムリーヒットが飛び出し、膠着を破り本校が1点を先制する。
6回裏に城西大学附属城西高校にスクイズで手堅く得点を奪われ同点とされると、7回裏には満塁から二塁打され一挙3点を失ってしまう。後続を断ちなんとか望みを繋げたが、8回、9回を相手投手に抑え込まれゲームセット。1対4で敗戦となった。
この3年生は例年に比べ少ない人数で多くの苦悩もありながら、一致団結して様々な課題に取り組んできました。初戦の二松学舎大学附属高校との対戦では、劣勢の中でも粘り強く戦い、3年生が積み重ねたものを存分に発揮し逆転勝利を収めました。5回戦で破れベスト16で力尽きたものの、多くの方の応援の中、誇り高く戦ったと思います。応援ありがとうございました。
令和5年度 春季東京都高等学校野球大会 4回戦
2023年04月16日
大会名:令和5年度 春季東京都高等学校野球大会 4回戦
日 時:4月16日(日)
会 場:スリーボンドスタジアム八王子
投手:堀口(3年) 伊藤(3年)
捕手:武田(3年)
ベスト8をかけた4回戦の相手は創価高校。
本校先発の堀口(3年)は、初回からスコアリングポジションにランナーを背負ったものの、無失点で切り抜ける。本校の攻撃は1番・草場(3年)が初球をセンター前ヒットし、攻勢をかけたが無得点。2回表の相手校の攻撃はバントヒットを足がかりに連続長打を浴び、この回4失点してしまう。本校は3回裏に草場がヒットで出塁するとすかさず盗塁。相手のミスの間に三塁まで進むと、続く越智(2年)の内野ゴロの間に生還する。その後試合は硬直状態となるが、6回の攻撃で相手のミスに乗じチャンスをつくると、武田(3年)の犠牲フライで2点差へ迫る。8回から伊藤(3年)が登板するが、守備の乱れから相手に勢いを与えてしまい3失点。9回の裏、なんとか追いつきたい本校は代打・フェルディ(3年)のデットボールで先頭打者が出塁したが、後続が続かず無得点、2-7で敗戦した。
昨秋の敗戦から一冬超え、粘り強く戦うことができるようになった。しかし、ミスから流れを奪われ、1球の大切さを改めて感じ、課題を見つけることができた。ベスト16となったことで夏のシード権は獲得しており、一定の成果は挙げることができた。夏の大会に向けて、さらに練習を積み重ねていく。
今大会より声出しの応援が可能となり、スタンドからの力強い応援は選手たちの力となりました。応援ありがとうございました。
令和5年度 春季東京都高等学校野球大会 3回戦
2023年04月08日
大会名:令和5年度 春季東京都高等学校野球大会 3回戦
日 時:4月8日(土)
会 場:立川公園野球場(コトブキヤスタジアム)
投手:堀口(3年) 伊藤(3年) 堀口(3年)
捕手:武田(3年)
三塁打:武田(3年)
二塁打:田中(3年)
3回戦の相手は昨秋ベスト16でシード校になっている日野高校。1回表の本校の攻撃は、先頭の草場(3年)が内野安打で出塁すると2番・磯部(2年)の送りバントで得点圏にランナーを進め、この日4番に入った田中(3年)が痛烈な打球を放つが、惜しくもショート正面のライナーとなり得点を奪えない。その後は相手投手の力強い直球と変化球のコンビネーションに翻弄され、小宮(3年)と磯部が単打したものの散発3安打、多くの三振を奪われ終盤に突入する苦しい展開となる。守っては、先発の堀口(3年)が4回までノーヒットピッチングで相手打線を抑え込んでいたが、5回に先頭打者のシングルヒットを皮切りに5本の長短打を浴び、3点を失う。6回からは堀口に変わって伊藤(3年)が登板するが、勢いづいた日野打線の猛攻を受け二死満塁のピンチを背負う。最後の打者をライトライナーに抑え、ピンチを脱した本校は、無死から田中、小宮の連続安打で一、三塁とし、堀口の犠牲フライで1点を返す。続く武田(3年)がライトへ三塁打する間に一塁走者の小宮が生還し、1点差へ迫る。7回裏の守備を伊藤が三者凡退に抑えると、8回表の攻撃はこの回先頭の湯浅(3年)が四球で出塁し、一死三塁のチャンスで磯部がレフト前へタイムリーヒットを放ちついに同点とする。8回、9回と伊藤が三者凡退に抑え、大会規定により、10回から無死二、三塁から始まるタイブレークに突入する。本校は武田の送りバントで一死二、三塁とし、代打・和久田(2年)の内野ゴロの間に小宮が生還し、まず1点。さらに二死満塁から磯部のレフト前ヒットの間に堀口と代走で出場していた矢村(2年)が還りさらに2点。この回3点を奪う。10回の裏は再び堀口が登板し、先頭打者に痛打されたが、交代で入った佐久本(2年)がこれをダイビングキャッチ。続く打者に二塁打され2点を還されたものの、最後の打者から堀口が空振り三振を奪いゲームセット。タイブレークの激戦を制し、ベスト16へ進出した。