【NEWS】
令和7年度入学式を挙行しました。
2025年04月08日
4月8日(火)、本校体育館にて令和7年度入学式が執り行われました。
入学式は滞りなく進行し、保護者の皆様や教職員が見守る中、447名の新入生が入学しました。
《式次第》
開式の辞/校旗入場/国歌斉唱/学校長式辞/新入生宣誓/祝辞/在校生歓迎のことば/校歌/閉式の辞
入学式の後には、掛本校長より1学年の担任教諭、学年付教諭の紹介がありました。
その後、学年主任の田中先生から新入生に向けた激励のメッセージが送られ、在校生からはこれからの学校生活に向けたエールが送られました。
入学式には、多くの保護者の皆様にもご参列いただきました。
終了後は、校庭に「令和7年度堀越高等学校入学式」の看板が設置され、
晴れやかな表情で記念撮影をする様子が見られました。
校門には、本校のマスコットキャラクターである「ホリオン」も登場し、
新入生の門出を祝いました。






掛本校長 式辞
新入生の皆さん、入学おめでとうございます。教職員一同、皆さんの入学を心より歓迎します。
本校の校訓は「太陽の如く生きよう」です。この、太陽のように生きましょうという校訓は、いつも中心にいて、輝きなさいと言っているのではありません。太陽がすべての生き物にとって必要不可欠な存在であるように、それぞれの個性や情熱をもって社会にとって「なくてはならぬ人」となってほしい。あたたかく誰にでも公平に接し、「あなたがいてくれてよかった」と言ってもらえるような人になってほしい。そういう想いが込められています。創立102周年を迎えた堀越高校に脈々と受け継がれている教えです。
あたたかい人とは、周囲の人に対して常に思いやりの心をもって生活できる人だと思います。皆さんはこれからの3年間、そのように生活することができれば自然と周りには人が集まってくるでしょう。堀越高校は、人の心の痛みが分かる人、心のあたたかい人を求めています。
そして、この3年間でどんなことでもいいので、毎日続けることのできる何かを見つけてください。毎日続けることで特技となり、これだけは誰にも負けないぞというものを身につけることができたらいいですね。ぜひ自分の長所を伸ばすことに挑戦してみてください。
保護者の皆様、大切なお子様をお預かりし、学校として精一杯教育にあたり、お子様の成長を支えていきます。お子様が高校生としての生活に集中できるようにご家庭でもご指導をお願いします。また、本校の教育方針をご理解いただき、ご家庭と連携をしていきたいと考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
堀越理事長 祝辞
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。本校は、本年4月で創立102周年を迎えます。この歴史は、教職員の努力と献身の賜物です。新入生の皆さんをこうしてお迎えできることは、堀越高校教職員全員の喜びであり、これからの3年間での皆さんの成長を心から楽しみにしております。堀越高校には、皆さんを支える素晴らしい教職員がおります。安心して自分の夢に向かって精一杯チャレンジしてください。
ここで皆さんには、3つのお願いをしたいと思います。一つ目は、感謝を忘れないこと。これまでの皆さんを支えてきたご家族や中学校の先生、友人に対して、新しい生活に入っても感謝の気持ちを忘れないでください。感謝の大切さは一生続きます。二つ目は、伝えること。想いや意志を伝えてコミュニケーションをとることは、とても大切なことです。自分の将来を決定づけるような出会いもきっとこれから待っています。自分の身の回りの友人や先生と、よいコミュニケーションをとって、よい人間関係を築いていってください。三つ目は、探すこと。この3年間でぜひ自分の好きなことを探してください。どんな人間にも才能や能力があると、信じています。夢や希望を持つことは成長のエネルギーになります。自分の道を真剣に探す皆さんを、堀越高校は精一杯応援し、支えてまいります。
令和7年度始業式を実施しました。
2025年04月07日
4月7日(月)、2・3年生の新年度初めての登校日でした。
校庭で新しいクラス表を受け取ると、始業式を行うために体育館へ移動しました。



まず初めに掛本校長より、新任の先生と各学年の担任教諭や学年付教諭の紹介がありました。
生徒からは自然と拍手が起こり、とてもあたたかな雰囲気で新年度がスタートしました。
開式のあいさつの後、校歌斉唱、掛本校長の式辞と続きました。
掛本校長からは、2・3年生としての自覚を持って自分の進路と向き合ってほしい。また、分からないことばかりの1年生の手助けをぜひしてあげてください。との言葉がありました。
【掛本校長式辞】
みなさんは、おみくじを引いた時どんな気持ちになりますか。どんな考え方をしますか。特に大凶の時はどうでしょうか。大凶を引いた時、嫌な気持ちになって運気をよくしようと御守を買う人もいれば、大凶を引いて悪い運気を使ったからこれからはいいことしかないなと考える人もいるでしょう。
有名なイソップ寓話「3人のレンガ職人」にもあるように、ものの見方や考え方で、この先の人生は変わっていきます。みなさんの生活に置き換えると、スポーツや楽器の練習なども同じことが言えます。毎日嫌々練習をしている人と、向上心を持って練習をしている人では、同じ時間を過ごしていても自ずと上達具合が変わるものです。
いまみなさんは、今年1年新しいクラスでどんな生活になるかなと期待と不安の入り混じった気持ちだと思います。人は、人とのつながりの中で成長します。人とのかかわりの中で、嬉しいことも嫌だなと感じることもあります。これから、いろんな性格の人とかかわっていくことになりますが、人の性格もちょっと見方や考え方を変えるとまた違った捉え方ができます。無口な人は、冷静な人。頑固な人は、意志を貫く人。神経質な人は、几帳面な人。自分や人のネガティブな部分は、ものの見方を変えて、強みにしていきましょう。



進級し、上級生となった生徒たちは式辞に耳を傾け
落ち着いた様子で各教室でのホームルームを終えました。
新入生オリエンテーションを実施しました。
2025年04月04日
4月4日(金)、新入生オリエンテーションを実施しました。
前日まで降っていた雨が止み、晴天の中 オリエンテーションの日を迎えた新入生たちは
やや緊張した面持ちでしたが、元気な挨拶をして登校しました。
クラス発表後、体育館に移動して整列し、オリエンテーションの全体会が始まりました。
初めに、掛本校長より学年主任・各クラス担任・学年付教諭の発表がありました。



続いて尾﨑先生より、本校が大切にしている「堀越精神」のひとつである
「礼」についての指導を受けました。
「形で礼をするだけではなく、心から相手を敬うこと」
「礼で始まり、礼で終わること」
「登下校時、なぜ礼をするのか」
など、先生の見本を見ながら、堀越生としての姿勢を学びました。
身分証明書用写真の撮影や、各教室での諸連絡の後
校門の前で、さっそく礼を実践してから下校する姿が見られました。



令和6年度 修了式を実施しました
2025年03月21日
3月21日(金)、令和6年度 修了式を実施しました。
修了式は校歌斉唱後、掛本学校長から式辞がありました。修了式後、1年生は体育館で学年集会を行った後に教室でロングホームルーム、2年生は教室に戻りロングホームルームを行いました。ロングホームルームでは、担任教諭から一人ひとりに成績表が手渡されました。
4月には2年生・3年生へと進級して後輩を迎えます。良き先輩として新たな仲間を迎え、より良い学園作りを進めていきましょう。






掛本学校長式辞
皆さんは将来の自分の姿をどのようにイメージしていますか。5年後、10年後にどのような仕事に就き、社会に貢献しているのでしょう。貧困と干ばつで苦しむアフガニスタンで医師として従事しながら井戸を発掘し用水路の建設にも取り組んだ中村哲をいう人がいました。残念ながら2019年12月4日、武装勢力の銃撃により死去されましたが、多くのアフガニスタンの市民を救った人物です。追悼式典では、アフガニスタンの大統領が自ら棺を担ぎ中村医師の死を悼んだそうです。自分の欲得ではない、人の命の大切さに尽力を注いだ中村医師を皆さんはどう思いますか。皆さんはもう大人です。一人の成人として、自分の将来と向き合い、将来のイメージをもって毎日を行動してください。
令和6年度 第76回卒業式を挙行しました
2025年02月20日
2月20日、練馬文化センターに於いて、令和6年度 第76回卒業式を挙行しました。









12時30分、開式の辞。国歌斉唱、校歌斉唱の後、卒業証書授与式。クラス担任の教諭が卒業生一人ひとりの名前を読み上げました。名前を呼ばれた生徒は無言で起立。静かな会場に凛とした空気が流れ、卒業生331名の総代として森 章博が掛本学校長から卒業証書を授与されました。続いて堀越賞7名、3年間皆勤賞51名、3年間精勤賞55名、生徒育友会功労賞29名、特別功労賞4部(サッカー部・ダンス部・吹奏楽部・ボウリング同好会)42名、その他外部からいただいた東京都知事賞など、各賞の授与が行われました。
式典は、掛本学校長の式辞、堀越正道理事長の祝辞、在校生代表の米光琉二、城ふたばの祝辞と続き、最後に卒業生を代表して黒川綾音が3年間の思い出と共に先生方へのお礼、保護者への感謝の気持ち、後輩へのエールをお礼のことばとして伝えました。
第2部は、学年主任の坂本和基から卒業生にメッセージが贈られた後、最後のホームルーム。担任教諭から一人ひとりに卒業証書と言葉が贈られる最後の時間。卒業生は、堀越高校での3年間の思い出と堀越生としての誇りを胸に、巣立っていきました。
■学校長 掛本寿雄式辞
卒業おめでとうございます。高校生活の三年間、思い通りにならない事もあったと思いますが、皆さんは粘り強く、頑張りました。「一隅を照らす」。天台宗の開祖、最澄の言葉です。
一人ひとりが自分のいる場所で、自らが光となり周りを照らしていくことこそ、私たちの本来の役目であり、それが積み重なることで世の中がつくられるという意味です。今、自分ができる事に全力を尽くし、思いやりの気持ちをもって、校訓“太陽の如く生きよう”を胸に、一隅を照らす人となってください。
■学年主任 坂本和基教諭 メッセージ
三年間、みんなのことを全力で見守ってきました。今日はみんなの門出の日。もう制服を着たみんなを見ることはない、教室に集まることもないと思うと、寂しい気持ちでいっぱいです。みんな、温かい心を持ち、素直な人間に成長してくれました。みんなの姿を見ていると世の中に暗いニュースが多いけれど、日本の未来は明るいと思う。社会に出れば思い通りにならないことも多いけれど、家に帰れば温かいご飯を作ってくれる人が待っている。みんなを温かく見守ってくれる人がいることに大きな幸せを感じてほしい。みんな、自分の未来に希望をもって笑って生きよう。笑顔と愛嬌は最強の武器だ。いつか堀越へ帰って来た時はみんなの話を聞かせて欲しい。からだに気を付けて、元気でやれよ。