堀越高等学校

2023年04月21日

防災訓練を行いました

21日(金)、防災訓練を行いました。9時25分、地震を知らせる緊急放送が流れ、生徒たちは、速やかに机の下に避難(第一次避難)。理科室から火災が発生したという放送を受けて、1年生は校庭へ避難する第二次避難まで行いました。1時間目は、各クラスで「地震発生時(火災発生)における生徒の避難行動について」という資料を基に、校内で地震が発生した場合の避難方法、家族との連絡方法や合流場所の確認など、事前に準備できる具体的な避難行動について説明がありました。

堀越高校では4月上旬、いつ発生してもおかしくない大震災に備えて、1年生が避難経路を認識するために防災訓練を行います。本校の校舎は、大きな地震にも耐える免震構造のため、地震だけであれば校内にいたほうが安全です。しかし火災発生時には、校庭へ避難します。

校務・防災危機管理部部長の斎藤先生のお話
本日の避難訓練は、教員の指示に従って静かに、慌てることなく校庭へ集合できました。皆さんの落ち着いた行動は立派でしたが、校庭へ集合するまで約9分の時間がかかり、時間短縮という課題が残りました。日本は地震が多く、100年前には関東大震災、その後も阪神淡路大震災、東日本大震災など多くの地震が発生しています。いつ、大きな地震が発生してもおかしくないと言われています。自分の命、仲間の命を守るために、一人ひとりが本日の訓練を忘れず、心の準備をしておきましょう。また、ご家庭でも地震発生時の対応策を話し合い、万一に備えましょう。

2023年04月16日

学校法人堀越学園の創立100周年記念式典を挙行しました

16日(日)、中野サンプラザホールにおいて学校法人堀越学園の創立100周年記念式典を挙行しました。本校は大正12年(1923年)、初代校長 堀越千代が中野の地に堀越高等女学校を創立。今年4月16日に創立100周年を迎えました。

当日は多数の皆様にご臨席いただき盛大な式典となりました。

式典の第一部は、開式の辞、国歌、学園理事長式辞、学校長式辞、ご来賓祝辞、祝電披露、代表生徒挨拶、校歌、閉会の辞と、凛とした空気の中で恙なく終了しました。

式典の第二部は、卒業生による祝いの会。岩崎教諭と本校卒業生が構成・演出、そしてMCを務めて会場全体が盛り上がる会となりました。本校の100年を振り返るムービー、本校のトレイトコースを卒業したそうそうたるメンバーのメッセージビデオ放映、ダンス部・ヒップホップ同好会・トレイトコース生徒のダンスパフォーマンス、吹奏楽部の演奏とMC二人の歌唱と高校時代の思い出話、最後は全員で「世界に一つだけの花」を合唱して会場が一つになりました。

理事長 堀越正道式辞

大正12年4月16日、「和魂洋才」の理念を掲げて創立された堀越学園は、創立100周年を迎えました。100年もの間、堀越学園が教育活動を継続できたことに、大きな意味と価値があります。まず、「和魂洋才」を広めた創立者 堀越千代のもとでは、「なくてはならぬ人になれ」と教えを授かり、建学の精神を根付かせた功績がありました。昭和19年、堀越はるゑが第2代校長に就任。第二次世界大戦後には学校再建に立ち上がり、昭和21年に校訓「太陽の如く生きよう」が制定されました。また昭和23年に新しい学校制度が施行され、歴史の綴りが再開したのです。高度成長期には、堀越克明元校主が松尾芭蕉の“不易流行”を学園の戒めとし、建学の理念を忘れずに行動しようと示されました。さらに日本の教育界のリーダーとして活躍され、本学園と共に更に教育界の繁栄を築かれた功績がありました。

堀越学園が今日に至るまで、継続できたことに心から感謝を申し上げたいと思います。保護者、ご家族の皆様には堀越学園へのご理解を賜り、ご寄付などのご支援をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。本日、壇上にご臨席の皆様、中野区長をはじめ中野区近隣の皆様のご支援あってこそ学校経営が成立したものと、本当の有難く存じます。東京私立中学・高等学校協会第9支部の皆様には、常日頃から支部会でのご交流を通じたご支援に深く感謝申し上げます。高専高大連携の皆様には、本年度より本校で新たにカリキュラムをスタートさせることができましたが、今後とも一層の関係強化をよろしくお願い申し上げます。紫泉会など卒業生の皆様には本学園の価値を最も広めてくださった功績に、重ねて御礼申し上げます。元学校長、元教諭、及び元職員の皆様には本学園の栄光の歴史を支えていただいた功績に、お礼の申し上げようもありません。現在の堀越高校そして穎明館中学高等学校の教員及び職員の皆様には、いつも感謝しておりますが、今後も未来にかけてより一層のこと、堀越学園をよろしくお願い申し上げます。

現在の世界は、ウクライナなど戦争による不安な時代になり、地球温暖化問題をはじめとして科学的見地から想定されるSDGsの課題、「危機に直面している地球の未来」が私たちに突き付けられています。これからの新しい100年、「主体的・対話的で深い学び」をテーマとし、自立できる生徒を育成したい為、新たにスクールミッションを創設致しました。生徒の皆様には、まず“生きがい”を持って人生を歩むことの大切さに気付いてほしいと思います。そして、皆が危機に直面する中、“生きがい”を持って“諦めずに努力する”ことでチャンスを獲得し、「人類の未来へ向けてやるべきこと」に取組んでほしいと思います。堀越学園は、教職員と生徒、そして生徒の保護者の皆様が協力して、新たな教育価値を積み上げていけるよう心底願います。

関係者の皆様のご指導ご鞭撻、激励ご愛顧に重ねて感謝を申し上げ式辞とします。

学校長 掛本寿雄式辞

多くのご来賓の方々のご臨席を仰ぎ、ここに堀越学園創立100周年記念式典をかくも盛大に挙行できますことは、この上ない喜びでございます。教職員を代表して御礼申し上げます。本校は昭和52年度より入学式・卒業式をここ中野サンプラザホールで行ってまいりましたが、今年、このホールは建て替えのために閉館となります。本日の式典を思い出深いホールで行うことができることに、感慨もひとしおです。中野サンプラザホールの関係者の方々、長きに渡りお世話になり、ありがとうございました。

さて、100年前は現在とは学校の制度が異なり、12歳で尋常小学校を卒業した女子生徒が通う高等女学校として堀越学園の歴史が始まりました。現在、普通科の高等学校として創立100周年を迎えましたが、中学校や幼稚園を併設していた時代、定時制や商業科を併設していた時代もありました。また、昭和44年には普通科コース制を導入し、昭和52年には海外研修旅行を開始しました。現在は人工芝のグラウンドを中心とした総合体育施設を備え、WiFi環境の整った教室でタブレットを使った授業を行っています。また、今年度より専門学校や大学の先生方にご協力をいただき高専高大連携授業を行うなど、常に時代に適合した教育を行ってきたのが、この100年の歴史です。

しかし、この歴史の中で、学校存続にかかわる大きな出来事もありました。第二次世界大戦では東京大空襲により校舎が全焼してしまいましたが、青空教室からスタートし、教職員をはじめ生徒や保護者、近隣の方々が木材を持ち寄り、一棟の校舎を建てました。窓ガラスはありませんでしたが、それでも生徒たちは大喜びであったと聞いております。それぞれの時代に本学園で生活した方々の本校に対する愛情と熱い想いがあればこそ、これまで歴史を重ねることができたのです。この記念の時に立ち会うことができた教職員を代表し、今まで堀越学園を支えていただいた全ての皆様に感謝申し上げます。

この100年で世の中も、教育も大きく変化しました。そして、これからどのように時代が変わろうとも、私たちの使命は、歴史と伝統を守りながら時代に適合した教育に発展させて、次の時代に引き継ぐことです。校訓「太陽の如く生きよう」は、これからも生徒たちの行方を照らす確かな灯となることでしょう。私たちはこれからも「なくてはならぬ存在の人」を育てる教育活動を続けてまいります。

結びに、100年の歴史と先人の努力に敬意を表し、今後ますますの学園の発展を祈念して式辞といたします。

2023年04月16日

令和5年度 春季東京都高等学校野球大会 4回戦

大会名:令和5年度 春季東京都高等学校野球大会 4回戦

日  時:4月16日(日)  

会  場:スリーボンドスタジアム八王子

投手:堀口(3年) 伊藤(3年) 

捕手:武田(3年)

ベスト8をかけた4回戦の相手は創価高校。

本校先発の堀口(3年)は、初回からスコアリングポジションにランナーを背負ったものの、無失点で切り抜ける。本校の攻撃は1番・草場(3年)が初球をセンター前ヒットし、攻勢をかけたが無得点。2回表の相手校の攻撃はバントヒットを足がかりに連続長打を浴び、この回4失点してしまう。本校は3回裏に草場がヒットで出塁するとすかさず盗塁。相手のミスの間に三塁まで進むと、続く越智(2年)の内野ゴロの間に生還する。その後試合は硬直状態となるが、6回の攻撃で相手のミスに乗じチャンスをつくると、武田(3年)の犠牲フライで2点差へ迫る。8回から伊藤(3年)が登板するが、守備の乱れから相手に勢いを与えてしまい3失点。9回の裏、なんとか追いつきたい本校は代打・フェルディ(3年)のデットボールで先頭打者が出塁したが、後続が続かず無得点、2-7で敗戦した。

昨秋の敗戦から一冬超え、粘り強く戦うことができるようになった。しかし、ミスから流れを奪われ、1球の大切さを改めて感じ、課題を見つけることができた。ベスト16となったことで夏のシード権は獲得しており、一定の成果は挙げることができた。夏の大会に向けて、さらに練習を積み重ねていく。

今大会より声出しの応援が可能となり、スタンドからの力強い応援は選手たちの力となりました。応援ありがとうございました。

2023年04月16日

東京都春季高校バトミントン大会兼関東大会東京都予選会(団体戦)

大会名:東京都春季高校バトミントン大会兼関東大会東京都予選会(団体戦)

日 時:4月16日(日)、4月23日(日)

会 場: 町田工科高校(男子)・明治学院東村山高校(女子)

【男子団体】

1回戦 正則高校 0-2

第1ダブルス 由井絢都(3A4)・平澤温人(3A5)ペア

1-2敗退

第1シングルス 上原隼人(2A2)0-2敗退

【女子団体】

1回戦 創価高校 0-2

第1ダブルス 星野愛結(3A5)・黒川綾音(2A1)ペア 

0-2敗退

第1シングルス 劉慧(2A6)0-2敗退以前の大会では、ミスが原因で失点をすることが多く試合に負けてしまうことが課題でした。そこで、練習では一つ一つのスマッシュやレシーブを丁寧に狙ったところに打ち返すことを意識させることにより、ミスを減らすことができました。結果として、惜しくも勝利にはつながりませんでしたが、以前の試合よりもミスでの失点が減り、狙って点数を取ることができました。敗退はしたものの、今後の成長が期待される結果となりました。今回の結果を生かして次回は勝利できるように見直していきます。

2023年04月15日

第71回関東高等学校柔道大会第三支部予選大会 兼 第39回東京都高等学校女子体重別柔道大会第

大会名:第71回関東高等学校柔道大会第三支部予選大会

兼 第39回東京都高等学校女子体重別柔道大会第

三支部予選会

日  時:4月15日(土)、4月16日(日)

会  場:淑徳高等学校柔道場

男子個人戦

菅野慶輝(3A2) 1回戦敗退

二上良成(3A4) 3回戦進出(敗者復活戦敗退)

石橋  潤(3A5) 2回戦敗退

田中駿埜(2A5) 2回戦敗退

須藤瑞葵(2A7) 1回戦敗退

女子個人戦

ピアモンテ リッチェル(2A1) 準決勝進出 第3位入賞(東京都大会進出)

男子団体戦

先鋒 菅野慶輝(3A2) 次鋒 田中駿埜(2A5)

中堅 二上良成(3A4) 副将 石橋  潤(3A5)

大将 須藤瑞葵(2A7) 補欠 篠崎佑輔(2A3)

1回戦 堀越1-4 大東一

敗者復活戦 堀越1-4杉並工科

4月15日(土)、4月16日(日)に淑徳高等学校柔道場にて、今年度初試合となる個人戦・団体戦が開催されました。今大会、男子個人戦は無差別級のみとなっており、どの選手も体重差や強敵との対戦で勝ち上がることができませんでした。女子個人戦に出場したピアモンテ リッチェル(2A1)は、練習してきた締め技で快勝し、第3位に入賞しました。男子団体戦では、東京都大会進出を目標に新チームで出場しましたが、1回戦は格上相手との対戦でやむなく敗退しました。続く敗者復活戦では、先鋒の菅野慶輝(3A2)が締め技にて一本勝ち、このまま流れに乗りたいところでしたが、続く次鋒戦から大将戦まで相手にポイントを取られてしまい、残念ながら敗退となりました。まだまだ課題が多く未熟な新チームですが、今大会で感じた悔しさをバネに、次回のインターハイ予選では結果を残せるよう稽古に励んでいきます。

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